2025.07.03
ワンモSTORY(開発への想い)
犬・農家・猟師をハッピーにするペットフードを作りたい
当ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
インタナショナルゼネラルフーズ株式会社 代表の楠田です。
愛犬家さんの悩み、猟師さんの悩み、農家さんの悩み。
「ハンタージビエ ワンモ」は、これらの悩みを解決するために作った商品です。

突然ですが、みなさんは「年間15万頭のシカが捕獲されている」と聞いて、どれだけが活用されていると思いますか?

農業が盛んな北海道では、農作物を荒らす害獣のエゾシカが年間15万頭近く捕獲されています。
しかし捕獲された鹿のうち、革製品や食肉に活用されるのはなんと2割以下。
残りの8割強(年間12万頭以上)は、ただ廃棄処分されています。
そして、害獣を捕獲してくれるのは猟師の方々です。

農作物を守るために、野生動物の命を奪うこと。
そして狩られた命が無駄になってしまうこと。
猟師の方々は駆除するたびに、そのような葛藤を抱えています。
一方で、農家が抱える害獣問題も深刻です。

私の実家は、福岡県で代々続く農家を営んでいます。
害獣問題に頭を抱える様子を、身近なところで目の当たりにしてきました。
手間ひまかけて丁寧に育てている農作物が、一晩にして台無しにされてしまうことも珍しくありません。
そのような経験から、常に「農家を助けたい」という気持ちを持っていました。
- 捕獲された害獣の多くが廃棄処分されてしまう現状。
- 猟師さんの葛藤。
- 農家さんの苦悩。
これらの問題を解決したいと考え、獣医学博士、犬の管理栄養士、その他各方面の方々と意見交換をする中で、ペットフードについてより深く理解するようになりました。
・抜け毛や皮膚病、内臓疾患、アレルギーなどの原因の一つに、ペットフードがある。
・ペットフードとして流通している肉(鶏・牛・馬など)は飼育肉であり、飼育肉には抗生物質、ワクチン、調整された飼料が与えられ、それらがアレルギーを誘発することが考えらる。
・野生動物は仕留めた獲物を必ず内臓から食べる。
・ワンちゃんにとって理想的な食事は「野生の肉」である。

「ただ廃棄されるだけの害獣を有効活用できるのでは」と考え、「野生の鹿(ジビエ)の内臓からつくるペットフードを作りたい」と決意しました。
もちろん、製品化までの道のりは簡単ではありません。
実はジビエ(特にジビエの内臓)を使用したレトルト製品は商品化のハードルが非常に高く、さらには、必要な資源・設備の確保など、様々な課題がありました。

弊社が創業以来20年に渡り培ってきた経験、取引先様との信頼関係、商品開発を通じて出会った方々とのご縁、これらがあったからこそ実現できました。
それでもまだワンモは道半ばです。もっと良いモノをお届けできるよう進んで参ります。
「ハンタージビエ・ワンモ」の製造は、人間の食品も製造するヒューマングレードの工場で行っています。
外国産の大容量で安価なペットフードとは一線を画す、原料から製造まで国内にこだわった上質なものに仕上げました。
様々な方の思いが詰まった「ハンタージビエ・ワンモ」。
ぜひあなたの大切なワンちゃんのおやつに取り入れてみてください。
インタナショナルゼネラルフーズ株式会社 代表
楠田